債務整理の解決実績

三重県 会社・法人 食品製造業
債務整理前 : (会社)借入金等約4億円超、滞納公租公課約4000万円、(代表取締役)保証債務等約2億8000万円、(取締役)保証債務等約8000万円
債務整理後 : (会社)破産手続により清算、(代表取締役)自己破産により債務ゼロに、(取締役)経営者保証ガイドラインにより保証債務の免除
債務整理前の状況
【会社について】
(事業廃止の経緯)
三重県のY社は、食品製造業を営む会社でした。新型コロナウィルス感染症拡大の影響等により売上が低迷し、資金繰りが悪化しました。そして、借入金や買掛金の支払が困難となり、事業を廃止することになりました。
(事業廃止時の状況)
事業所:工場
従業員:約40名
負債総額:債権者約100名以上に約4億円超
滞納公租公課:約4200万円
その他:売掛金のファクタリング取引有り
【代表取締役について】
会社の保証債務:約2億8000万円
個人の借入金等債務:約300万円
財産:預金、保険、自宅
【取締役について】
会社の保証債務:2社に約8000万円
個人の借入金等債務:約100万円
財産:預金、保険、自動車(ローン有り)
ご要望:保険や自動車を残したい
債務整理の結果(詳細)
【会社について】
受任後、速やかに債権者に通知を送り、取立てを止め、その後、津地方裁判所に破産を申し立てました(通常管財事件)。その後、破産手続の終結により会社は消滅しました。
(当事務所の弁護士が行った主な業務)
・従業員説明会:従業員への手続の説明等を行いました。
・受任通知:債権者に受任通知を送り、すぐに取立てを止めました。
・労務手続の対応:失業手当等が早期に受給できるよう手配
・未払給料の対応:未払賃金立替払制度で80%確保できるよう手配
・事業所の明渡し:財産の散逸を防ぐため、当事務所の弁護士において破産申立前に事業所の閉鎖を行いました。
・その他の業務:申立書類一式の作成、破産管財人との面談、債権者集会への出席等
(破産費用の準備)
・会社の資産から支出
【代表取締役について】
受任後、速やかに債権者に通知を送り、取立てを止めました。会社の保証債務に加え、個人での借入金債務も多いため、会社とともに破産手続を申し立てました(通常管財事件)。その後、免責を得ることができました。これにより、個人の債務もゼロとなりました。
【取締役について】
受任後、速やかに債権者に通知を送り、取立てを止めました。会社の保証債務以外の債務もありましたが保証債務が免除されれば返済可能であったため、会社の破産を申し立てた後、経営者保証ガイドラインによる保証債務の整理を行い、保証債務の免除を受けました(10万円のみ弁済。約8000万円を免除)。また、預金・保険や自動車も残すことができました。
経営者保証ガイドラインによる保証債務の整理は、破産における自由財産相当額に加え、早期清算によるインセンティブ資産を残せることがあり、破産や個人再生より有利な解決ができる場合があります。また、ローンのある自動車も残すことができます。本件でも、預金や保険に加え、ローンのある自動車を残すことができました。
名古屋駅前の弁護士法人中部法律事務所では、会社の破産・再生や代表者の債務整理に力を入れております。負債数百万円から数十億円の案件まで豊富な経験を有しており、最善の解決策をご提案させていただきます。代表者の方についても、経営者保証ガイドラインや再生手続を活用することで、自宅を残したい等のご要望にも親身に対応しています。
会社の破産を考えている会社経営者の方は、当事務所にご相談ください。
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