債務整理の解決実績
名古屋市 会社・法人 製造業
債務整理前 : 債権者は金融機関、取引先の売掛債権を含め50社以上、負債総額1億円以上
債務整理後 : 法人破産で会社は清算。代表者は自己破産で債務0円に
債務整理前の状況
Nさんは、部品の製造を主な業務とするS社を、平成元年、設立しました。
S社は、設立から数年間は順調に売り上げを伸ばしましたが、同業他社との競争が激化、売り上げが伸び悩むようになりました。
それでも数年は、黒字経営が続いていましたが、徐々に売り上げが減少し、平成14年頃には赤字経営になりました。
その後、売り上げの回復とリーマンショックによる売り上げの減少、再度の売り上げ回復と東北大震災による売り上げの低迷、また再びの売り上げ回復といった、売り上げの増減を繰り返し、何とか営業を続けていましたが、いずれも経営が黒字に転換するには至りませんでした。
平成25年、長期に渡って赤字経営が続いたため、ついにS社は金融機関から追加融資を受けられなくなり、平成26年、資金ショートし、当事務所にご相談・ご依頼下さいました。
債務整理の結果(詳細)
金融機関から多額の借り入れをしていたS社と、それらを保証していた代表取締役のNさんは、自己破産をすることになりました。
当事務所弁護士が代理人として従業員の解雇などのS社の清算業務の一部を行い、また、必要な書類を整えて、名古屋地方裁判所に破産を申立て、在庫の処分などを破産管財人に引き継ぎました。
結果として、S社は法人破産により消滅するとともに、Nさんの債務も免責が認められました。
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