債務整理の解決実績
名古屋市 会社・法人 建築業
債務整理前 : 金融機関、取引先の売掛債権を含め15社以上、負債総額3000万円以上
債務整理後 : 法人破産で会社は清算。代表者は自己破産で債務0円に
債務整理前の状況
Kさんは、愛知県・岐阜県・三重県を中心に建築業(建物の内装等)を営むE社(本社:名古屋市)を、設立しました。
E社は、某建築業者T社が受注した工事について、下請け会社M社を通して、孫請けとして、内装工事を請け負いながら、順調に売り上げを伸ばしていきました。
E社は、金融機関から運転資金の融資を受けながらですが、会社設立から10年以上、順調に経営を続けていましたが、あるとき、支払に回していた手形の発行会社が倒産しました。E社は、金融機関から融資を受けて、手形を回収、取引先に支払を行いました。
また、ちょうどこの頃、E社の主要な取引先であった下請け会社M社が、元請け会社であるT社からの発注を受けられなくなったため、M社からの受注もなくなり、E社の売り上げは激減しました。
E社は、金融機関から追加融資を受けながら、新規の発注元、取引先を探すほか、知り合いから仕事を回してもらうなどして経営を続けましたが、売り上げは回復しませんでした。そのうち、金融機関への毎月の返済が滞り、取引先への支払も困難となったことを受け、E社を廃業するに至り、当事務所にご相談・ご依頼下さいました。
債務整理の結果(詳細)
運転資金として、複数の金融機関から計約2000万円以上を借り入れるほか、取引先などの買掛金等1000万円近くを負っていたE社と、同社の金融機関からの借り入れを保証していた代表取締役のKさんは、自己破産をすることになりました。
E社の清算業務を終え、E社は法人破産により消滅するとともに、Kさんは債務の免責が認められ、2000万円以上あった保証債務等は0円になりました。
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