債務整理の解決実績
名古屋市 男性 50代 会社員
債務整理前 : 消費者金融等3社計約150万円の借金、住宅ローンを滞納(保証会社が代位弁済済)
債務整理後 : 住宅ローン以外の借金は約100万円に減額、住宅ローンは代位弁済前の正常な状態となりました
債務整理前の状況
Hさんは、10年以上前、銀行で住宅ローンを組んで、自宅の土地建物を購入しました。住宅ローンの支払を、銀行預金口座(給与振込口座)からの自動引き落としにし、順調に返済していました。
その後、Hさんは、転職することとなり、求職期間中、消費者金融から生活費を借り入れて、生活しました。Hさんは、その後再就職しましたが、再就職後の給与振込先を、住宅ローン引き落としと同じ口座を指定できませんでした。また、Hさんは、住宅ローン引き落とし口座の変更手続きを怠り、同口座への入金も失念していました。そのため、しばらくして預金口座の残高が不足し、住宅ローンの引き落としがなされず、住宅ローンを滞納するようになりました。
Hさんは、住宅ローンを滞納していることに気づかず、数ヶ月後、住宅ローンの期限の利益を喪失し、住宅ローン保証会社が銀行に残りの住宅ローンを代位弁済しました。これにより、Hさんは、住宅ローン保証会社から残りの住宅ローン全額を一括払いするよう請求され、支払えなければ、住宅ローン保証会社の抵当権実行により自宅を失う可能性のある状況に陥ってしまいました。
Hさんは、住宅ローン保証会社からの通知・一括請求を受けてようやく住宅ローンの滞納に気づき、住宅ローンを組んだ銀行や保証会社と交渉しましたが、住宅ローンを元通りにしてもらうことができず、当事務所にご相談、ご依頼をくださいました。
債務整理の結果(詳細)
当事務所は、至急、銀行及び住宅ローン保証会社と協議し、名古屋地方裁判所に個人再生手続開始申立てをしました。
その後、再生計画の認可決定が確定し、従前と同じように住宅ローンを支払えばよいことになりました。また、住宅ローン以外の借金についても、約100万円に減額となりました。
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