債務整理の解決実績
名古屋市 会社・法人 建設業
債務整理前 : 2度の不渡りで事実上の倒産、代表取締役は数千万円の保証債務
債務整理後 : 法人破産で会社は清算。代表者は自己破産で債務0円に
債務整理前の状況
Mさんは、長年、建設業で勤務していたところ、一念発起して、独立、名古屋市内で建設会社A社を設立しました。その際、会社設立の開業資金として金融機関から1000万円ほど借り入れをしました。
A社の工事の受注から請け負い代金の回収までの支払いサイトは4か月ほどで、つなぎ融資を受けながらの資金繰りでしたが、会社設立から5期までは順調に経営していました。
ところが、6期に入り、受注していた工事が途中で中断し、予定していた売掛金が回収できないトラブルが生じ、赤字決算となりました。そのため、銀行などからの追加融資が困難となりました。
さらに、工事が大幅に遅れ、請負代金の回収も大幅に遅れるというトラブルが生じ、A社は不渡りを出しました。その後、Mさんは資金繰りのために奔走しましたが、つなぎ融資を得られず、売掛金の先払い等にも応じてもらえませんでした。その結果、A社は2回目の不渡りを出してしまいました。
このような状況となったため、Mさんは当事務所にご相談・ご依頼下さいました。
債務整理の結果(詳細)
当事務所弁護士は、A社については法人破産を申し立てました。また、Mさんについても、A社の借入にあたり、連帯保証人になっていたため、自己破産を申し立てることになりました。
その後、A社の従業員の解雇や事務所の明け渡しなどの清算業務を終え、A社は法人破産により消滅しました。また、Mさんの保証債務についても、免責が認められ、数千万円あった保証債務等は0円になりました。
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